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イベント
食と農の社会課題にどう挑むか -フードバリューチェーンの未来を、共に描くワークショップ-
受付中
ワークショップ
私たちの「食」を取り巻く環境は、大きな転換点を迎えています。
安定供給や環境配慮はもちろん、安心・安全、健康志向、サステナビリティといった新しい価値観への対応が同時に求められています。
こうした課題の解決を生産者や一部のセクターに委ねるだけでは、持続可能な未来を描くことはできません。必要なのは、フードバリューチェーン全体の視点で課題を捉え直し、アクションを起こしていくことです。
本ワークショップでは、生産・加工・流通・消費などに関わる方々にご参加いただき、食と農の社会課題解決のためのアクションと、その中にあるビジネスチャンスについて、ともに検討します。
クロスセクターでの対話から、新たな解決策を
フードバリューチェーンの変革は、一社だけでは成し得ません。
各セクターが個別課題に閉じこもるのではなく、「ありたい未来の姿」を共有し、そこから逆算して解決すべき課題や新たなプロジェクトの可能性を描くことが重要です。
たとえば、環境配慮の価値は、消費者に届いてこそ市場で評価され、次の一歩につながります。しかし現状、その情報伝達の仕組みは十分に整っておらず、これはセクターを越えた共通課題と言えます。
本ワークショップで目指すこと
本ワークショップでは、フードバリューチェーンに関わる多様な立場の皆さまとともに、次のテーマを探求します。
・フードバリューチェーンを取り巻く社会課題や変化の兆しは、各セクターのビジネスにどのような影響とチャンスをもたらすのか
・「ありたいフードバリューチェーン」の姿とは何か
・その実現に向けて解決すべき課題は何か
・課題解決に向けた具体的アクションは何か
日本総研による伴走
本ワークショップの運営は、未来洞察の手法を用いて数々の企業・組織の未来創りを支援してきた日本総合研究所 未来デザイン・ラボと、数多くの企業と共に持続可能なフードバリューチェーンを構築してきた食農イノベーショングループのメンバーが担います。対話を通じて、共創による変革の第一歩を踏み出しましょう。
食と農の社会課題解決に向けた取り組み
三井住友フィナンシャルグループ/三井住友銀行は、食と農の社会課題の解決策を様々な企業・団体・自治体の皆さまと共創していきます。
本ワークショップは、トークイベント「食と農の社会課題にどう挑むか ー多重インパクトの共創で導くフードバリューチェーン変革ー」で提示する社会課題解決の切り口の“実践編”として開催します。
今後は本ワークショップの成果をもとに、事業共創の仮説づくりも進めていく予定です。
詳細は決まり次第、随時お知らせしますので、本ワークショップとともにご期待ください。
開催概要
日時:2025年10月10日(金) 14:00-18:00
場所:【現地参加】HOOPSLINK
〒100-6515 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング15階
HOOPSLINK - 三井住友銀行の事業共創施設(東京/丸の内)
※現地参加のみとなります。オンライン配信はございません。
主催:株式会社日本総合研究所、株式会社三井住友フィナンシャルグループ、株式会社三井住友銀行
定員:10名(応募多数の場合は抽選)
参加費:無料
<こんな方におススメ>
・食と農の社会課題が自社に及ぼす影響とチャンスを考えたい
・社会課題解決のために自社は何ができるのか考えたい
・フードバリューチェーンの各セクターの方々と交流を持ちたい
以下記載の注意事項をご確認の上、お申込ください。
ご注意
・お申込多数の場合、抽選となります。
抽選結果は、イベント1週間前の10/3までに、本イベントの事務局(日本総合研究所)よりご連絡いたします。
・参加者の方には事前課題がございますので、イベント1週間前までにご連絡いたします。社会課題が自社に及ぼす影響などについて専用シートに記入いただく予定です。
・参加者の皆さまの写真や議論の内容は後日GREEN×GLOBE PartnersのWebサイトに掲載する場合がございます。
・プログラムは、予告なく変更される場合がございます。
・本イベントの取材をご希望の方はGGP事務局(ggpartners_info@ea.smbc.co.jp)までお問い合わせください。
プログラム
14:00-14:30 | 趣旨説明・アイスブレイク |
14:30-17:40 | ワークショップ |
17:40-18:00 | 議論振り返り・クロージング |
登壇者プロフィール
株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 未来デザイン・ラボ
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マネジャー
橘田 尚明大手会計系法人にて財務コンサルティングに従事後、2015年に株式会社日本総合研究所に新設された未来デザイン・ラボに参画。以降、参加型未来洞察を主軸としたワークショップ運営、コンサルティング業務に従事。長期未来からのバックキャストによる先見的イノベーション・技術マネジメント等、未来志向な組織活動支援が専門。
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シニアコンサルタント
市岡 敦子東京大学大学院農学生命科学研究科卒業。シンクタンクにて環境系調査業務に従事した後、2011年株式会社日本総合研究所入社。都市地域経営戦略グループを経て、現在未来デザイン・ラボ所属。まちづくりや公共領域におけるビジョンづくり・未来洞察活用の支援に従事。
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シニアコンサルタント
今泉 翔一朗名古屋大学大学院卒業後、株式会社日本総合研究所に入社。
創発戦略センターにて、サービスデザインを切り口に、次世代農業ロボット開発や農業分野をはじめとする脱炭素化に向けた仕組みづくりなどに従事。現在、未来デザイン・ラボにて、企業や自治体の未来を起点とした変革の支援に従事。
食農イノベーショングループ
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部長/シニアマネジャー
関 健太郎京都大学経営管理大学院(MBA)卒業後、株式会社日本総合研究所に入社。
ヘルスケア事業創造グループにて健康・予防を中心とした研究・事業開発支援に従事後、食品・農業領域を専門とする食農イノベーショングループを立ち上げ。“持続可能な食料システムの構築”を主テーマとして事業開発や政策提言を中心に活動。 -
シニアコンサルタント
土屋 敦司東北大学工学部卒業後、新卒で株式会社日立製作所に入社し、その後2021年に中途で株式会社日本総合研究所に入社。食・ヘルスケア分野を中心に、新規事業開発・技術戦略のコンサルティングや、政策研究・提言に従事している。
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浅川 愛佳
早稲田大学文学部卒業後、株式会社日本総合研究所に入社。
食・農分野を中心に、産学連携のコンサルティングや、環境・社会課題解決の支援に従事している。