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サステナブルな食と農業をデザインするワークショップ vol.2―食と農業のサステナビリティシリーズ
レポート公開中
ワークショップ
食と農業の持続可能性を切り口に新しいアイデアを考えるワークショップ
食糧危機、フードロス、農業生産における温室効果ガス排出や土壌の劣化、食料自給率の問題など、食と農業の持続可能性に関する課題は多岐にわたります。これらの課題解決のためには産官学民が組織の枠を超え、連携して解決策を模索していく必要があります。
そこで、GGPでは組織や専門分野の枠を超えて食と農業の持続可能性のための新しいアプローチを検討するオンラインワークショップを実施しています。今回はその第二回目となるワークショップへの参加者を募集します。
※食と農業のサステナビリティシリーズ
ワークショップvol.1の詳細はこちらをご覧ください。
サステナブルな食と農業をデザインするワークショップvol.1
今回みなさまとディスカッションするテーマ(解決したい課題)をご提示いただくのは、飼料・食肉・革・堆肥などあらゆる角度から畜産資源の消費や活用方法をデザインしている川村通商株式会社。都市で農業体験を行うアーバンファーミングの推進をはじめ、市民が農漁業に参加できる機会をつくることで、食や農業に関する意識の向上・地産地消の推進に取り組む神戸市経済観光局農水産課。そして、畜産業や一般家庭から出る生活・業務用排水などを、日本酒の原材料である酒米栽培の堆肥に活用し、資源循環のお酒づくりに取り組んでいる株式会社神戸酒心館の3社。
検討したいテーマを持つ企業・自治体の皆様と、同じ課題意識をもつ参加者の皆様とが、企業や所属の枠を超えて意見を交わし、課題解決の緒や、新しいビジネスの切り口を探っていくイベントです。
【当日のテーマ】
以下テーマにてワークショップを行います。
・クリエイティブの力で食にまつわる素材の廃棄の問題に挑むには?
(テーマオーナー:川村通商株式会社)
・都市での農業との関わり方を考える〜農漁業に参加する方法を考えよう
(テーマオーナー:神戸市)
・農業に次世代の担い手を増やすには?
(テーマオーナー:株式会社神戸酒心館)
※参加申込みフォーム内で、参加したいテーマを選択いただけます。
※Part1(テーマオーナープレゼン視聴)のみのご参加も募集しております。
開催概要
※本イベントは終了しました。
日時:2022年3月3日(木) 14:00-17:35 (Part1のみ参加の場合:14:00-14:40)
主催:株式会社三井住友フィナンシャルグループ、株式会社三井住友銀行、株式会社ロフトワーク
定員:Part1(テーマオーナープレゼン視聴) 100名
Part1,2(テーマオーナープレゼン視聴+ワーク) 15名
参加費:無料
実施形式:オンライン(Part1/zoom、Part2/zoom、miro)
<こんな方におススメ>
・持続可能な食と農業のためのビジネスやバリューチェーンのあり方について考えたい
・市民参加による持続可能な食と農業のあり方を考えたい
・サーキュラー・エコノミーや環境の再生などを踏まえた新サービス&事業開発に取り組みたい
・同じ課題意識を持つ仲間と、組織の枠を超えて意見を交わしたい
以下記載の注意事項をご確認の上、お申込ください。
ご注意
・Part1テーマオーナープレゼン視聴のみのお申込も可能です。
・Zoom、Miroを使用したオンラインのワークショップです。
・申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
・当選者の方には、開催前日までに参加URLをご登録いただいたメールアドレス宛にお送りします。
・参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comおよびGREEN×GLOBE PartnersのWebサイトに掲載する場合があります。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・本イベントの取材をご希望の方は、GGP事務局(ggpartners_info@ea.smbc.co.jp)までお問い合わせください。
プログラム
14:00-14:10 | イントロダクション |
14:10-14:40 | Part1:テーマオーナープレゼン (定員100名、Part1のみの参加可) ・川村通商株式会社 ・神戸市 ・株式会社神戸酒心館 |
14:40-17:20 | Part 2 サステナブルな食と農業をデザインする共同ワーク (定員15名) ・現状理解(常識と思い込み) ・発想の転換(逆説の抽出) ・コンセプト発案(アイデア発想) ・コンセプト抽出 |
17:20-17:35 |
アイデア共有
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テーマオーナープロフィール
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川村通商株式会社 皮革物資事業部
川村 洋一郎東京浅草橋で創業100年超える中小革、肉卸売の5代目。早稲田大学大学院修士課程修了(MBA取得)。
大量生産大量消費に疑問を思い、未来の子供たち世代に対してAnimal Respectを掲げ畜産資源を中心とした家畜にも人にも地球にも良い社会を作り進める。
持続的活用方法としてKAWAMURA LEATHERという革を使ったモノづくりのシェアリング工房を立ち上げ1万人以上にフォローご利用いただく。
現在は産学連携で飼料、堆肥、生ハムの開発を進めて畜産資源をトータルに利用する新規ビジネスを立ち上げている。 -
神戸市 経済観光局
農水産課
山田 隆大1999年神戸市役所に農業職として入庁。大都市でありながら山と海に囲まれ、北西部には農村地域、南部には漁業地域を抱える神戸市。この地理的条件をポテンシャルと考え、2015年より「食都神戸」を掲げ、神戸産農水産物を使用したマーケットの開催や飲食店への普及、里山や漁場の環境教育など、農を活用したコミュニケーションやビジネス推進を市内全域で展開し、神戸らしい食文化の都の創造をすすめる。取り組みの一つとして、2020年から、都市住民が「農」に関わる仕掛け「KOBE URBAN FARMING」を開始。
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株式会社 神戸酒心館
代表取締役社長
安福 武之助1997年~2003年までアサヒビール(株)で勤務し、2003年(株)神戸酒心館に入社、杜氏による酒造りから社員による酒造りに移行し、全国新酒鑑評会やインターナショナル・ワイン・チャレンジなど国際的なコンクールで金賞を受賞。ノーベル賞の公式行事で提供されるなど国内外で高い評価を得る。クオリティーの追求という限定された目的のためだけでなく、持続的生産にも目を向ける。「環境価値」と「事業価値」を両立し、「品質」「イノベーション」「持続可能性(サステナビリティ)」を経営の軸とする。