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Sustainability Deep Dive Vol.3 ——文化人類学から自然を考える

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わたしたちにとって「自然とは何か」「自然を守るとはどういうことか」を、様々な有識者との対話を通じて深く理解していくイベントシリーズ Sustainability Deep Dive(シリーズの詳しい説明はこちら)vol.3—文化人類学から自然を考える を開催します。

昨今ではビジネスにおいても、人々の暮らしを構造化して捉える「文化人類学」の考え方やアプローチが注目されています。今回は、宗教実践や環境運動をテーマに人類学的フィールドワークを行う京都大学 人文科学研究所 石井 美保准教授をゲストに、人間と自然の関係を考えます。石井准教授の著作では、「人と人ならざるもの(野生)」との交わり、人間と自然のせめぎあいが豊かに描かれていて、そこには私たちが常識としている自然観を乗り越えるヒントも示唆されています。

Sustainability Deep Diveは、有識者との対話を通じて、いまわたしたちが当たり前だと感じている価値観を捉えなおし、サステナブルな社会の在り方を考えるイベントシリーズです。

サステナブルな社会では、経済活動と環境負荷の両立が必要です。一方で、消費拡大や経済成長を前提とした価値観やライフスタイルの中では、これはとても難しく感じるものです。しかし、歴史を紐解けば違った価値観があったはずであり、新たなテクノロジーが新たなライフスタイルを生み出す可能性も持っているはずです。

サステナブルな社会を創り出すためには、自分たちがどのような価値観に根ざしているのか、今の価値観をどうしたら脱却できるのかを理解する必要があるとGGPは考えます。このシリーズを通して、皆さんと一緒にこれからの社会の在り方を探索していきます。

※本イベントは終了しました。

日時:2022年6月3日(金) トークイベント 16:00-17:30(アフタートーク17:30-18:30 ※希望者のみ)
主催:株式会社三井住友フィナンシャルグループ、株式会社三井住友銀行、一般社団法人大牟田未来共創センター
ゲスト:京都大学 人文科学研究所 准教授 石井 美保
聞き手:一般社団法人大牟田未来共創センター 理事 山内 泰
定員:100名 
参加費:無料
配信:Zoom(ウェビナー)

以下記載の注意事項をご確認の上、お申込ください。

ご参加の際は事前にzoom視聴可能かご確認をお願いします。
・申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
・視聴URLはイベント日前日までにご連絡いたします。
・参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日大牟田未来共創センターおよびGREEN×GLOBE PartnersのWebサイトに掲載する場合があります。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・本イベントの取材をご希望の方は、GGP事務局(ggpartners_info@ea.smbc.co.jp)までお問い合わせください。

  • 京都大学 人文科学研究所 准教授
    石井 美保

    宗教実践や環境運動をテーマに、アフリカのタンザニアとガーナ、南インドのマンガロールで人類学的フィールドワークを行う。主な研究テーマは憑依・呪術・儀礼をはじめとする人々の宗教実践で、これと関連して①村落社会における土地制度と母系制、②宗教実践と交易・商業との関係、③儀礼における身体性とパースペクティヴィティ、④神霊祭祀と環境運動、大規模開発の関係、⑤人間と非人間の社会的なインタラクション等のテーマについても調査研究を進める。主な著書に『環世界の人類学』(京都大学学術出版会)、『めぐりながれるものの人類学』(青土社)など。 第14回日本学術振興会賞受賞、第10回京都大学たちばな賞受賞。

  • 一般社団法人大牟田未来共創センター
    理事 山内 泰

    ポニポニ(大牟田未来共創センター)理事の他、ドネルモ代表理事/株式会社ふくしごと取締役/東京大学先端科学技術研究センター特任研究員。芸術工学博士。地域を拠点に、近代的な社会システムの原理的に捉えなおす普遍的な問いを立ち上げながら、地域内の諸課題にコミットすると同時に、地域外とフェアな関係を築ける自律的な地域主体のあり方を探る。

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